ミルク・授乳量の目安(月齢別)
生後0〜1週の目安
1回あたり: 10〜80ml程度(日ごとに増える)
回数の目安: 1日8回前後
この結果について
育児用ミルクの量は、月齢が進むにつれて1回あたりの量が増える一方、回数は少しずつ減っていくのが一般的な流れです。ただし赤ちゃんの体格や飲み方には個人差が大きく、あくまでおおまかな目安として参考にしてください。
ミルクの量が増えていく背景には、赤ちゃんの胃の容量が大きくなり、一度に飲める量が増えていくことがあります。授乳の回数が減っていくのは、飲む間隔が空くようになるためで、成長とともに自然に見られる変化です。ただし成長のスピードには波があり、いつもよりよく飲む時期があったかと思えば、飲む量が一時的に落ち着く時期もあるなど、日によって・週によってムラが出ることも珍しくありません。
暑い時期は喉が渇きやすく欲しがる回数が増えたり、体調がすぐれないときは飲む量が減ったりすることもあります。また、母乳とミルクを組み合わせる混合栄養の場合は、母乳で足りない分をミルクで補う考え方になるため、この表の量よりも少なめになるのが自然です。生後6ヶ月頃から離乳食が始まると、ミルクは食事を補う位置づけに変わり、量よりも回数が徐々に減っていきます。
特に生まれてから1週間ほどは、赤ちゃんの胃の大きさが日を追うごとに大きくなっていく時期で、飲める量も目に見えて変化します。この時期は母子健康手帳や産院からの指導に沿って、体重の増え方を意識して確認するご家庭も多いでしょう。哺乳びんの乳首の穴の大きさや、ミルクの温度によっても飲むスピードや量は変わってくるため、飲みが悪いと感じたときは、量だけでなく飲ませ方も見直してみるとよいかもしれません。
飲んだ後に少量を吐き戻すことはよくあることで、量が多すぎるサインとは限りません。一方で、体重の増えが乳児健診で指摘される、ミルクを極端に嫌がるといった変化が続く場合は、この目安にとらわれず、かかりつけの小児科医や助産師に相談しながら量を調整していくと安心です。
月齢の表とは別に、体重を基準にした計算方法も知っておくと目安の理解が深まります。育児の現場では「体重(kg)×150ml」を1日あたりのミルク量の上限目安として計算する考え方があり、たとえば体重5kgの赤ちゃんなら1日750ml前後、体重7kgなら1日1,050ml前後という数字になります。これを1日の授乳回数で割ると、哺乳びん1本あたりに入れる量がイメージしやすくなるでしょう。ただしこの計算式はあくまで上限に近い目安であり、実際にはこれより少なめで満足する赤ちゃんも多くいます。体重の増え方や機嫌が良好であれば、計算値より少なくても心配しすぎる必要はないとされています。逆に計算値を大きく超えて欲しがり続ける場合は、哺乳びんの乳首の穴が大きすぎて短時間で飲み切ってしまい、実際には足りていない可能性も考えられます。その場合は乳首のサイズや飲むペースも合わせて見直すと、量の調整がしやすくなります。
※ 医学的な診断・効果を保証するものではありません。
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よくある質問
Q. この量より飲まない・飲みすぎる場合は問題ですか?
A. ミルクの量には個人差が大きく、体重の増え方や機嫌、おしっこ・うんちの回数などが順調であれば心配しすぎる必要はないとされています。気になる場合は乳児健診やかかりつけの小児科医に相談しましょう。
Q. 母乳の場合もこの量を目安にしていいですか?
A. 母乳は与えた量を正確に把握しにくいため、この目安はミルク(育児用ミルク)を中心とした一般的な数値です。母乳育児の場合は、赤ちゃんの体重増加や機嫌を目安に、欲しがるだけ与える「自律授乳」が基本とされています。