応急手当の基本(止血・やけど・骨折時の対応)
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出血がひどいときの止血方法は?
清潔な布やタオルを傷口に当て、手のひらでしっかり圧迫し続けます(直接圧迫止血)。可能であれば傷口を心臓より高い位置に上げましょう。
やけどをしたときの対応は?
すぐに流水で10〜20分程度、痛みがやわらぐまで冷やします。衣服の上からやけどした場合は、無理に脱がさず服の上から冷やします。水ぶくれは破らないようにします。
骨折が疑われるときの対応は?
むやみに動かさず、雑誌や板などを添え木にして固定し、安静にした状態で医療機関を受診します。変形が強い場合や強い痛みがある場合は救急要請を検討します。
熱中症が疑われるときの対応は?
涼しい場所に移動し、衣服をゆるめて体を冷やします。意識がはっきりしていれば水分・塩分を補給し、意識障害やけいれんがある場合は直ちに救急要請します。
意識がない人を見つけたときは?
まず周囲の安全を確認し、大声で助けを呼びます。反応がなければ119番通報とAEDの手配を依頼し、呼吸がなければ心肺蘇生(胸骨圧迫)を開始します。
喉に物を詰まらせてしまったときは?
咳ができるうちは咳を続けさせます。咳ができない場合は背中の肩甲骨の間を強く叩く「背部叩打法」や、腹部を突き上げる「腹部突き上げ法」が知られています。
この結果について
応急手当とは、けがや急病人が発生した際に、救急隊や医師による治療を受けるまでの間に行う一時的な処置のことです。ここで紹介している内容は、消防や医療機関などで広く一般的に案内されている基本的な知識をまとめたものです。
出血がひどいときは、清潔な布やタオルを傷口に当てて手のひらでしっかり圧迫し続ける「直接圧迫止血」が基本とされ、可能であれば傷口を心臓より高い位置に上げます。やけどの場合は、流水で10〜20分程度、痛みがやわらぐまで冷やし、衣服の上からのやけどは無理に脱がさず服の上から冷やします。骨折が疑われるときは、むやみに動かさず雑誌や板などで固定し、安静な状態で医療機関を受診することが基本です。
熱中症が疑われる場合は涼しい場所へ移動して衣服をゆるめ、体を冷やしながら、意識がはっきりしていれば水分と塩分を補給します。意識がない人を見つけたときは、まず周囲の安全を確認したうえで大声で助けを呼び、反応がなければ119番通報とAEDの手配を依頼し、呼吸がなければ胸骨圧迫を開始します。喉に物を詰まらせた場合は、咳ができるうちは咳を続けさせ、できない場合は背部叩打法や腹部突き上げ法が知られています。
応急手当を行う際は、まず自分自身や周囲の安全を確認することが大前提であり、命に関わる可能性がある場合は迷わず119番通報し、救急隊の指示に従うことが大切です。心肺蘇生法やAEDの使い方など実践的な技術は、多くの消防署が開催している救命講習で学ぶことができます。正しい対応方法は症状や状況によって細かく異なるため、この内容はあくまで一般的な目安とし、判断に迷う場合は救急安心センター(#7119)や医療機関にご相談ください。
やけどの対応で「水ぶくれは破らないようにする」とされているのには理由があります。水ぶくれ(水疱)は、傷ついた皮膚の下に体液がたまり、いわば天然の保護膜として傷口を細菌感染から守っている状態です。自己判断で破ってしまうとこの保護膜が失われ、傷口がむき出しになって感染のリスクが高まるほか、治りが遅くなることもあります。うっかり破れてしまった場合は清潔なガーゼなどで覆い、自己判断で処置を続けず医療機関を受診することが望ましいとされています。骨折が疑われる場合に「むやみに動かさない」ことが基本とされているのも同じ考え方で、変形した骨を動かすと周囲の血管や神経、皮膚をさらに傷つけてしまうおそれがあるためです。出血時の直接圧迫止血、やけどの水ぶくれの保護、骨折時の固定は、いずれも「傷ついた部分にこれ以上のダメージを加えない」という共通の原則に基づいた対応といえます。なお、喉に物を詰まらせたときの「腹部突き上げ法」は、妊娠中の方や乳児には行わないとされている点にも注意が必要です。腹部への圧迫がお腹や内臓に負担をかけるおそれがあるため、これらの方には背部叩打法を中心に対応し、状況に応じて胸部を圧迫する方法が案内される場合があります。誰にでも同じ手技を行えばよいわけではなく、相手の年齢や状態によって選ぶ方法が変わることも覚えておきたいポイントです。
※ 医学的な診断・効果を保証するものではありません。
詳しくは免責事項をご覧ください。
よくある質問
Q. 119番するべきかどうか迷ったときはどうすればいいですか?
A. 判断に迷う場合は、救急安心センター(#7119、地域により導入状況が異なります)や消防・医療機関の相談窓口に問い合わせる方法があります。命に関わる可能性がある場合は、迷わず119番通報することが推奨されています。
Q. 応急手当の講習は受けられますか?
A. 多くの消防署で、心肺蘇生法やAEDの使い方などを学べる救命講習を無料または低価格で開催しています。詳しくはお住まいの地域の消防署にお問い合わせください。