スマホの電池を長持ちさせる充電の知識
5件中5件を表示
充電はどのくらいの範囲を保つのがいい?
20〜80%程度の範囲で充放電を繰り返すと、リチウムイオン電池の劣化が緩やかになるとされています。多くの機種には充電の上限を制限する機能も搭載されています。
熱はバッテリーに悪影響がありますか?
高温環境はバッテリー劣化の大きな原因のひとつとされています。直射日光の当たる車内に放置しない、充電しながらの高負荷な作業を避けるなどの対策が有効です。
一晩中充電しっぱなしにしても大丈夫?
多くの最新機種には満充電後に充電を自動で止める機能や、充電速度を緩やかにする機能が搭載されているため、過度に心配する必要はないとされています。
急速充電は電池に負担がかかりますか?
急速充電は発熱を伴いやすく、頻繁に使うと通常の充電よりも劣化がやや早まる可能性があるとされています。急いでいないときは標準の充電速度を使うのも一つの工夫です。
スマホを長期間使わない場合の保管方法は?
満充電や完全放電の状態ではなく、50%程度の充電状態で保管すると、バッテリーへの負担が少ないとされています。
この結果について
スマートフォンのバッテリーの多くはリチウムイオン電池で、充放電を繰り返した回数や高温環境にさらされた時間の積み重ねによって、少しずつ最大容量が目減りしていく性質があります。「1年前より明らかに電池の減りが早い」と感じる場合、その多くは自然な劣化によるものですが、日々の充電の仕方を少し工夫するだけで、劣化の進み方を緩やかにできる場合があります。
特に見落とされがちなのが「熱」の影響です。炎天下の車内や直射日光の当たる窓際にスマホを置いたまま充電する、充電しながら重いゲームや長時間の動画撮影を行うといった状況は、バッテリー内部の温度を上げやすく、劣化を早める要因になるとされています。ケースを装着したまま急速充電を行うと熱がこもりやすいため、発熱が気になるときはケースを外す、風通しの良い場所で充電するといった対策も有効です。
また、旅行や出張などでスマホをしばらく使わない場合は、満充電や完全放電の状態ではなく、50%前後の充電状態で保管すると電池への負担が少ないとされています。急速充電は便利な反面、通常の充電より発熱しやすい傾向があるため、時間に余裕があるときは標準の充電速度を選ぶのも一つの工夫です。最近の機種は充電を最適化する機能を備えていることも多いですが、具体的な仕様は機種ごとに異なるため、気になる場合は端末メーカーの公式情報もあわせてご確認ください。
よくある誤解に「寝ている間ずっと充電を続けると電池がすぐダメになる」というものがありますが、劣化の主な要因は満充電になる瞬間そのものではなく、「高い電圧の状態が長時間続くこと」と「発熱」が重なることだとされています。リチウムイオン電池の充電は、序盤に大きな電流を流して短時間で80%程度まで一気に電圧を上げる「定電流充電」と、80%を超えてからは電流を絞りながら少しずつ電圧を満充電まで上げていく「定電圧充電」という2つの段階に分かれています。後半の定電圧充電の区間は、時間がかかるわりに電池内部への負担がやや大きいとされており、20〜80%の範囲での充放電が目安とされる背景には、この負担の大きい後半区間をできるだけ避けられるという理由があります。実際に、Appleの「バッテリー充電の最適化」やAndroid端末に搭載されている「アダプティブ充電」といった機能は、日々の使用パターンを学習し、普段起きる時間の直前まで最後の20%程度の充電をあえて遅らせることで、満充電の状態のまま長時間放置される時間そのものを短くする仕組みになっています。こうした機能が有効になっているかどうかは、設定アプリのバッテリー項目から確認できる場合が多いため、一晩の充電が気になる方は一度確認してみるとよいでしょう。
※ 実際の状況は環境や条件により異なる場合があります。
詳しくは免責事項をご覧ください。
よくある質問
Q. 常に100%まで充電しないほうがいいのですか?
A. 多くのリチウムイオン電池は、20〜80%程度の範囲で充放電を繰り返す方が、劣化が緩やかになるとされています。100%までの充電や0%近くまでの放電を頻繁に繰り返すと、劣化が早まる傾向があるといわれています。
Q. 充電しながらスマホを使うのは良くないですか?
A. 充電しながらの使用自体が即座に故障につながるわけではありませんが、発熱しやすい状態になるため、特に高負荷なゲームなどは避けた方が電池の負担が少ないとされています。