野菜の下ごしらえ・下茹で時間早見表
下ごしらえ方法
沸騰したお湯で茹でる
目安時間
1〜2分
茹でたあとは冷水にとってアクを抜き、水気をよく絞ります。
この結果について
野菜の下ごしらえは、食感や味を良くするだけでなく、消化しやすくしたりアクを取り除いたりする役割もあります。茹で時間は野菜の種類や切り方、量によって変わるため、あくまで目安として活用してください。
葉物野菜は短時間でさっと茹でるのが基本で、茹ですぎると色や食感が損なわれやすくなるだけでなく、水溶性のビタミンが茹で汁に溶け出しやすくなるとされています。茹でた後にすぐ冷水にとる「色止め」は、鮮やかな緑色を保つと同時に、余熱による加熱の進みすぎを防ぐ役割もあります。
逆に根菜類は中心まで火を通す必要があるため、水から時間をかけて加熱するのが向いています。沸騰したお湯にいきなり入れると、表面だけ先に火が通り中心が生っぽく残ることがあるため、水からじっくり加熱することで均一に仕上がりやすくなります。
アク抜きが必要な野菜(なす・ごぼうなど)は、切ったらすぐに水にさらすことで変色や苦みを抑えられます。時間が経つと酸化が進むため、調理直前に下ごしらえするのがおすすめです。
もやしやアスパラガスのように短時間で仕上げたい野菜は、茹ですぎるとシャキシャキとした食感が失われやすいため、時間よりも色や硬さの変化を見て引き上げるタイミングを判断するのがコツです。アスパラガスは根元の固い皮をピーラーでむいておくと、火の通りが均一になり食感も良くなります。キャベツやブロッコリーは芯や茎の部分が葉先より火が通りにくいため、先に芯側から鍋に入れる、または切り込みを入れておくと全体が均一に仕上がります。
まとめて下茹でしておいた野菜は、小分けにして冷凍しておくと、忙しい日の調理時間を短縮できます。茹でた後にしっかり水気を切ってから保存すると、霜がつきにくく品質を保ちやすくなります。
ほうれん草などのアクの正体は主に「シュウ酸」という成分です。シュウ酸は体内でカルシウムと結合しやすく、摂りすぎると尿路結石のリスクを高める可能性が指摘されているため、下茹でして茹で汁ごと捨てることで摂取量を抑える意味があります。実際、下茹ですることでシュウ酸の半分近くが茹で汁に溶け出すとされており、アク抜きは味だけでなく健康面でも理にかなった工程です。一方、なすやごぼうを切った断面が茶色く変色するのは、野菜に含まれるポリフェノール(クロロゲン酸など)が、空気中の酸素と野菜自身が持つ酸化酵素(ポリフェノールオキシダーゼ)の働きによって反応し、褐色の物質に変わるためです。水にさらすと変色が抑えられるのは、酸素との接触を断つことでこの酸化反応の進行を遅らせているからです。
※ 実際の状況は環境や条件により異なる場合があります。
詳しくは免責事項をご覧ください。
よくある質問
Q. 茹でる時間は水からと沸騰後どちらから数えますか?
A. このツールの時間は、原則として沸騰したお湯に入れてからの時間の目安です。じゃがいもなど根菜は水から茹でることが多いため、個別に記載しています。
Q. アク抜きはなぜ必要なのですか?
A. ほうれん草やなすなどはアク(えぐみの成分)を含むため、下茹でや水にさらすことで食べやすくなるとされています。すべての野菜に必要なわけではありません。