モニターサイズ・解像度早見表
| 画面サイズ | 実寸の目安 | よくある解像度 |
|---|---|---|
| 21.5インチ | 横約48cm×縦約27cm | フルHD(1920×1080)が主流 |
| 24インチ | 横約53cm×縦約30cm | フルHD(1920×1080)が主流 |
| 27インチ | 横約60cm×縦約34cm | フルHD〜WQHD(2560×1440) |
| 32インチ | 横約71cm×縦約40cm | WQHD〜4K(3840×2160) |
| 43インチ | 横約95cm×縦約54cm | 4K(3840×2160)が主流 |
この結果について
モニターのサイズは、画面の対角線の長さをインチ(1インチ=約2.54cm)で表したものです。同じインチ数でも、画面の縦横比(アスペクト比、一般的には16:9)によって横幅・縦幅の実寸は多少変わります。ゲーミングモニターなどで見かける21:9のウルトラワイド、動画編集向けの16:10といった変則的な比率のモデルでは、同じインチ数でも一般的な16:9モデルと見た目の横幅・縦幅の印象がかなり異なります。
解像度は画面を構成する画素の数を表し、同じインチ数でも解像度が高いほど文字や画像を細かく表示できます。ただしOS側の拡大表示(スケーリング)設定と組み合わせて使うのが一般的で、解像度が高いほど必ずしも文字が小さく見えるとは限りません。同じ解像度でも画面サイズが小さいほど画素密度(PPI)が高くなり、文字や写真の輪郭がより滑らかに表示される傾向があります。
用途によって適したサイズ・解像度は異なります。文書作成やウェブ閲覧が中心なら24インチ前後のフルHDでも十分ですが、複数のウィンドウを並べて作業したい場合や動画編集・写真編集では、画面が広く高精細な27インチ以上・WQHD以上のモデルが扱いやすくなります。ゲーム用途では解像度よりリフレッシュレート(画面の更新頻度)を重視して選ぶ人も多くいます。
設置場所によっては、サイズが大きいほど適切な視聴距離も長くなる点に注意が必要です。デスクとの距離が近い環境で大きすぎるモニターを選ぶと、画面全体を見渡しにくくなることがあります。正確な寸法や解像度は、購入前に各メーカーの製品仕様もあわせてご確認ください。
画面の精細さは解像度だけでなく、インチ数とのかけ合わせで決まる「画素密度(PPI)」で比較するとより実態に近づきます。たとえば27インチをフルHD(1920×1080)で使う場合の画素密度はおよそ82PPI程度ですが、同じ27インチでもWQHD(2560×1440)にすると109PPI前後まで上がり、文字や写真の輪郭が明らかに滑らかになります。一方、43インチを4K(3840×2160)で使う場合の画素密度はおよそ103PPIで、実は32インチを4Kで使う場合の138PPI前後よりもかなり粗い計算になります。「4Kだから同じくらい精細」というイメージを持ちがちですが、画面サイズが大きくなるほど同じ解像度でも画素密度は下がるため、大画面の4Kモニターほど近づいて見るとドット感を感じやすくなる点には注意が必要です。逆に言えば、32インチ以下の4Kモニターは画素密度が非常に高いため、OSの拡大表示(スケーリング)を150%前後に設定しないと文字が小さすぎて読みにくいことが多く、43インチクラスの4Kモニターは画素密度が程よく低いため、スケーリングなし(100%)でも比較的快適に文字を表示できるという実務上の違いにつながります。テレビをPCモニター代わりに使う人が増えていますが、大型4Kテレビの画素密度が思ったより低く感じられるのは、この計算からも裏付けられる現象です。購入前にインチ数と解像度をセットで確認し、画素密度の感覚をつかんでおくと失敗が少なくなります。また「43インチは21.5インチの2倍の大きさ」と考えてしまいがちですが、これは誤解です。インチ数はあくまで対角線の長さなので、21.5インチ(横約48cm×縦約27cm)を単純に2倍した43インチ(横約95cm×縦約54cm)は、面積で比較するとおよそ4倍(1296cm²→5130cm²)に膨れ上がります。対角線の長さが2倍になると、面積は縦横それぞれが2倍になった分だけ2×2=4倍に増えるためで、モニターに限らずテレビやタブレットのインチ表記全般に当てはまる考え方です。買い替えで「今より一回り大きい画面にしたい」という場合、インチ数を数インチ増やすだけでも設置スペースや視聴距離への影響は想像以上に大きくなるため、jissun欄の実寸(cm)を必ず確認してから購入するのが安全です。同じ理屈で、24インチから32インチへの買い替えは対角線でわずか1.33倍程度の差に見えても、実際の設置に必要な面積は1.33倍の2乗でおよそ1.8倍近くまで増える計算になり、これまでのデスクや壁掛け金具にそのまま収まらないケースも出てきます。数インチの差を軽く考えず、あらかじめ横幅・縦幅の実寸(jissun欄)をメジャーで測って設置スペースと照らし合わせておくと、届いてから「思ったより大きかった」という失敗を避けやすくなります。
※ 実際の状況は環境や条件により異なる場合があります。
詳しくは免責事項をご覧ください。
よくある質問
Q. モニターの「インチ」は何を指していますか?
A. 画面の対角線の長さをインチ単位で表したものです。横幅や縦幅そのものではなく、対角線の長さである点に注意が必要です。
Q. 作業用にはどのくらいのサイズがおすすめですか?
A. 一般的な事務作業やウェブ閲覧なら24〜27インチ、動画編集やデザインなど画面を広く使いたい作業には27インチ以上や4K解像度のモニターが好まれる傾向があります。用途や設置スペースに応じて選ぶことをおすすめします。