単位変換(インチ⇔cm・ポンド⇔kg・華氏⇔摂氏)
単位の種類
cm
25.4
10インチ = 25.4cm
この結果について
インチ・ポンド・華氏は、アメリカなど一部の国で日常的に使われているヤード・ポンド法の単位です。日本で使われるメートル法(cm・kg・摂氏)とは基準が異なるため、海外製品の仕様や天気予報を見るときに換算が必要になることがあります。ヤード・ポンド法はもともとイギリスで使われていた単位系が起源とされ、現在のイギリス自体はメートル法へ移行していますが、アメリカでは日常生活に根強く残っています。
長さは1インチ=2.54cmという固定の比率で変換でき、テレビやモニターの画面サイズ、海外ブランドの腕時計のケース径などの表記でよく見かけます。重さは1ポンド=約0.4536kgで、海外の体重計やアメリカのプロレスラー・ボクサーの体重表記、食品パッケージの重量表示などに使われています。
温度は華氏と摂氏で基準となる0度の位置が異なるため、単純な倍率ではなく「(華氏−32)×5/9」という計算式が必要です。アメリカの天気予報や料理レシピのオーブン設定温度は華氏で表記されることが多く、たとえば摂氏180℃はおよそ華氏356°Fに相当します。海外のレシピを再現する際は、事前に温度を換算しておくと失敗を防ぎやすくなります。
荷物の重量制限をポンドで表記する航空会社や、靴のサイズをインチ由来の号数で表記する国もあり、海外旅行や海外通販ではこれらの単位に出会う場面が意外と多くあります。おおよその感覚をつかんでおくと、現地での換算もスムーズになります。
温度換算に出てくる「5/9」という係数の由来は、摂氏と華氏それぞれの目盛りの刻み方の違いにあります。摂氏は水の氷点(0℃)と沸点(100℃)の間をちょうど100等分していますが、華氏では同じ氷点から沸点までを32°Fから212°Fの間、つまり180等分しています。180を100で割ると1.8、分数にすると9/5になるため、摂氏を華氏に変換するときは9/5倍してから32を足し、逆に華氏を摂氏に戻すときは32を引いてから5/9倍するという計算になっているのです。華氏という単位自体は、18世紀にドイツの物理学者ダニエル・ガブリエル・ファーレンハイトが考案したもので、当初は氷・水・塩化アンモニウムを混ぜた寒剤の温度を0°Fの基準にし、人間の体温付近を96°F(のちの精密な測定で98.6°Fに修正され、現在も平熱の目安として使われています)とするなど、水の凝固点・沸点とは異なる独自の基準から出発した経緯があります。このため摂氏では区切りの良い数字(0・10・20・30…)でも、華氏に直すと32・50・68・86…と半端な数字になりやすく、逆に華氏で区切りの良い350°F(アメリカのオーブンの定番設定)は摂氏に直すとおよそ176.7℃という中途半端な値になります。海外のレシピを再現する際、多くのサイトが350°Fを180℃と丸めて案内しているのは、こうした端数を扱いやすい数字に丸めた結果だと知っておくと、換算値の微妙なズレにも納得がいきます。
よくある質問
Q. 1インチは何cmですか?
A. 1インチは2.54cmです。テレビやモニターの画面サイズなど、対角線の長さをインチで表記する製品でよく使われます。
Q. 1ポンドは何kgですか?
A. 1ポンド(lb)は約0.4536kgです。海外の体重計や食品パッケージの重量表記で見かけることがあります。
Q. 華氏と摂氏の換算式は?
A. 摂氏 = (華氏 − 32)× 5/9、華氏 = 摂氏 × 9/5 + 32 で計算します。たとえば華氏98.6°Fは摂氏37.0°C(体温の目安)にあたります。
Q. なぜアメリカでは華氏やポンド、インチが使われるのですか?
A. アメリカやその他一部の国では、メートル法ではなくヤード・ポンド法(インチ・ポンド・華氏など)が日常的に使われています。海外製品や海外のニュースを見るときに換算が必要になることがあります。