くらしの答え

海外コンセントの形状・変圧器早見表

国・地域プラグタイプ電圧の目安
アメリカ・カナダAタイプ約120V
フランス・ドイツなど大陸ヨーロッパCタイプ・SEタイプ約230V
イギリスBFタイプ約230V
中国Aタイプ・Cタイプ・Oタイプなど約220V
韓国Cタイプ・SEタイプ約220V
台湾Aタイプ約110V
タイA・Bfタイプ(複数対応の場合が多い)約220V
オーストラリアOタイプ約230V

この結果について

海外のコンセントで意外と見落とされがちなのが、「1つの国に1種類のプラグタイプ」とは限らない点です。中国はAタイプ・Cタイプ・Oタイプなどが混在し、タイでもA・BFタイプが両方使われているなど、建物の新しさや地域によって設置されている差込口の形状が異なることがあります。国名だけでプラグタイプを決めつけず、複数の形状に対応できる変換プラグを持っていくと、現地でコンセントの形が合わず困る事態を避けやすくなります。

電圧にも注意が必要です。アメリカ・カナダは約120V、台湾は約110Vと日本の100Vに近い一方、フランスやドイツ、イギリス、中国、韓国、オーストラリアなどは約220〜230Vと日本の倍近い電圧になります。古いタイプのドライヤーやヘアアイロンなど「100V専用」で設計された家電を変換プラグだけで220V圏に持ち込むと、変圧器なしでは故障や発火につながるおそれがあるため、対応電圧の表記を必ず確認しましょう。

複数の国を周遊する旅行では、訪問国ごとに必要なプラグタイプが変わることもあり、イギリスとヨーロッパ大陸を両方訪れる場合はBFタイプとCタイプの両方が必要になります。ホテルの部屋によっては古い建物でコンセントの形状が変わっていることもあるため、到着時にフロントで確認しておくと安心です。正確なプラグタイプ・電圧は渡航前に最新の情報を確認してください。

「変換プラグ」と「変圧器」の違いを混同している人も少なくありません。変換プラグはあくまで差込口の形状を合わせるための部品で、電圧そのものは変えられません。一方、変圧器は電圧を昇圧・降圧する機器で、100V専用の家電を230V圏で使う場合に必要になるのは変圧器のほうです。ドライヤーやヘアアイロンのような発熱系の家電は電気抵抗で熱を作る仕組みが多く、消費電力は電圧のほぼ2乗に比例します。日本の100V仕様のまま、大陸ヨーロッパの約230Vの環境で使うと、電圧差は2.3倍ですが消費電力は2.3の2乗、理論上5倍以上に跳ね上がる計算になり、1200W仕様の製品であれば単純計算で6,000Wを超える負荷がかかる計算です。内部の発熱素子やコードがその負荷に耐えられず、故障どころか発火につながるおそれがあるため、「100V専用」の表記がある家電は変換プラグだけでは絶対に使わないようにしてください。逆にアメリカ・カナダの約120Vは日本の100Vとの差が小さく、電圧差だけを見ればリスクは比較的小さめです。ただしアメリカの電源周波数は60Hzで、日本の東日本(50Hz)とは異なるため、モーターを使う一部の家電では回転速度がずれて本来の性能が出なかったり、発熱の原因になったりすることがあります。海外で家電を使う際は、電圧(V)だけでなく周波数(Hz)の対応表記もあわせて確認しておくと安心です。

実際の状況は環境や条件により異なる場合があります。

詳しくは免責事項をご覧ください。

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よくある質問

Q. スマホやパソコンの充電器に変圧器は必要ですか?

A. 多くのスマホ・パソコン用充電器は「100〜240V対応」のため、変圧器なしで形状の合う変換プラグだけで使えることが一般的です。充電器本体の表記(入力電圧の記載)を確認しましょう。

Q. ドライヤーやヘアアイロンは注意が必要ですか?

A. はい。ドライヤーなどの熱を発する家電は電圧対応(100〜240V対応)でないことが多く、対応していない製品を海外で使うと故障や火災の原因になることがあります。海外対応かどうかを必ず確認しましょう。

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