賃貸vs持ち家の月額比較(概算)
賃貸(家賃)
90,000円/月
持ち家(ローン+管理費等)
123,800円/月
(うちローン返済分: 98,800円/月、管理費・修繕積立・固定資産税の概算を含む)
この結果について
賃貸と持ち家の比較でまず気になるのが、月々の負担額です。このツールでは、住宅ローンの元利均等返済額(借入額・金利・返済期間から計算)に、管理費・修繕積立金(マンションを想定した概算で月15,000円)、固定資産税の月割り分(概算で月10,000円)を加えて、持ち家の月額負担の目安を計算しています。戸建ての場合は管理費がかからない一方、外壁・屋根などの大規模修繕費を自分で積み立てておく必要があるため、この概算より実際の負担イメージは変わってきます。
月々の金額だけを見ると、持ち家の方が高く感じることもありますが、持ち家はローン完済後は住居費の負担が大きく下がり、資産としても残る点が賃貸との大きな違いです。また金利のタイプ(固定か変動か)によっても総支払額は変わり、変動金利は返済期間中に月々の負担が増減するリスクも抱えます。一方、賃貸は住み替えの自由度が高く、転勤や家族構成の変化、急な収入減少にも対応しやすいという利点があります。更新料や引っ越し費用が定期的にかかる点は、持ち家にはない負担です。
この比較はあくまで月々の支払額に着目した簡易的な目安であり、頭金の有無や諸費用(登記費用・仲介手数料など)、団体信用生命保険の保障効果は含まれていません。実際の意思決定には、将来のライフプランの変化、売却時の資産価値、金利上昇リスクなど多くの要素が関わるため、ファイナンシャルプランナーなど専門家への相談も検討することをおすすめします。
見落とされがちなのが「住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)」の存在です。一定の要件を満たす住宅を取得した場合、年末時点のローン残高の0.7%を目安に、最長10〜13年にわたって所得税(控除しきれない分は住民税の一部)から差し引かれる制度があります。たとえば年末のローン残高が3,000万円であれば単純計算で年間21万円前後、これが10年続けば200万円規模の税負担軽減につながるケースもあり、月々の返済額だけを比べる本ツールの試算には織り込まれていません。控除率や上限額、対象となる住宅の省エネ性能要件は税制改正で見直されることがあるため、実際に受けられる控除額は国税庁や税務署の最新情報で確認することをおすすめします。また持ち家では住宅ローンの契約時に加入する団体信用生命保険(団信)が、契約者に万一のことがあった際にローン残高を保険金で完済する仕組みとして働くため、既に加入している生命保険の保障内容と重複していないか見直すきっかけにもなります。なお戸建ての場合、外壁や屋根の塗装・補修だけでも10〜15年に一度80万〜150万円程度かかるとされ、月割りにすると5,000〜1万円前後を積み立てておく計算になります。本ツールの持ち家側の概算(管理費・修繕積立金として月15,000円)はマンションを想定した値のため、戸建てを検討している場合はこの積立分を別途上乗せして比較すると、より実態に近い金額になります。
※ 実際の金額は制度や控除の状況により異なります。
詳しくは免責事項をご覧ください。
よくある質問
Q. 持ち家の方が月々の負担が軽ければ、必ずお得ですか?
A. 一概には言えません。持ち家は固定資産税・修繕費・管理費(マンションの場合)など、家賃には含まれない追加費用がかかります。また資産として残る点、住み替えの自由度が下がる点なども判断材料になります。
Q. この比較だけで住宅購入を判断してもいいですか?
A. いいえ、あくまで月々の支払額を比較する簡易的な目安です。売却時の資産価値、ライフプランの変化、金利上昇リスクなど、総合的な判断が必要なため、ファイナンシャルプランナーへの相談もおすすめします。