手取り額を把握したら次にやりたい、続けやすい家計簿の選び方
公開日: 2026年7月9日 / 更新日: 2026年8月3日
手取り額を計算して「思ったより少ない」と感じたら、次に取り組みたいのが家計の見直しです。とはいえ、家計簿が三日坊主で終わってしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。
続けやすさを重視した家計簿選び
家計簿が続かない大きな理由のひとつが、記録の手間です。レシートをまとめて管理できるファイルや、シンプルな記入項目の手書き家計簿を使うことで、記録のハードルを下げられます。完璧に記録しようとせず、大まかな支出のカテゴリだけでも把握できれば十分という考え方も、継続のコツとされています。
家計簿の種類ごとの特徴
家計簿には、費目別に分けて記入するタイプ、1日の合計金額だけを書くシンプルなタイプ、レシートを貼り付けるだけのタイプなど、さまざまな形式があります。細かく管理したい人は費目別タイプ、とにかく続けやすさを重視したい人はシンプルなタイプが向いているといわれています。
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手取りに対する支出割合の目安
家計を見直す際によく使われる考え方に、手取り収入に対する支出項目ごとの割合の目安があります。一般的な目安として、住居費は手取りの25〜30%程度、食費は15%前後、水道光熱費は6〜8%程度、通信費は5%前後、そして貯蓄・保険は15〜20%程度に収めると、無理のない家計バランスを保ちやすいといわれています。もちろんこれは一般的な目安であり、住んでいる地域や家族構成、ライフステージによって適切な割合は変わってきます。特に都市部では住居費の割合がこの目安を超えることも珍しくないため、他の項目を調整してバランスを取る工夫が必要になる場合があります。家計簿をつけ始めたら、まずはこうした一般的な割合と自分の家計を比較し、大きくかけ離れている項目がないかをチェックしてみると、見直すべきポイントが具体的に見えてきます。「支出を減らすには我慢するしかない」と思われがちですが、実際には固定費の見直しの方が、日々の節約よりも効果が大きく、しかも一度見直せば効果が継続するというメリットがあります。通信費のプラン変更や、使っていないサブスクリプションの解約、保険の内容見直しなど、毎月の支出額が変わらず自動的に引き落とされている項目こそ、家計簿をつけ始めたタイミングで一度洗い出してみる価値があります。固定費は一度見直せば、その後は特に意識しなくても節約効果が続くため、日々のやりくりで消耗しがちな変動費の節約よりも、精神的な負担が少ないという特徴もあります。家計簿でお金の流れを「見える化」したうえで、固定費という土台から手をつけることが、無理なく続けられる家計改善の近道になります。数ヶ月ほど記録を続けると、月ごとに変動しやすい支出と、毎月ほぼ一定の支出の傾向がつかめるようになり、その先の予算配分もより現実的に立てやすくなります。焦らず自分のペースで続けることが、結果的に一番の近道になります。
挫折しないためのコツ
家計簿が続かない原因の多くは「完璧に記録しよう」とすることにあるとされています。多少の記入漏れがあっても気にせず続けること、そして月に一度、大まかな支出の傾向を振り返る時間を作ることが、長続きのコツといわれています。
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よくある質問
Q. 家計簿アプリと手書き、どちらが続けやすいですか?
A. レシートを撮影するだけで自動入力できるアプリは手軽さが魅力です。一方、手を動かして書くことで支出を意識しやすくなるという声もあり、自分に合った方法を選ぶことが継続のコツとされています。
Q. 家計簿はどのくらいの頻度でつければいいですか?
A. 毎日つけるのが理想ですが、負担に感じる場合は週に1〜2回まとめて記入するだけでも、支出の傾向はつかみやすくなります。
Q. 手取り額に対して貯金はどのくらいが目安ですか?
A. 一般的には手取りの1〜2割程度を目安にする考え方が知られていますが、家族構成やライフステージによって適切な割合は変わります。無理のない範囲で設定することが大切です。