くらしの答え

待機電力の年間コスト計算

年間の待機電力コストの目安

約815円

24時間365日、コンセントを差しっぱなしにした場合の概算です

この結果について

待機電力とは、家電の電源を切っていても、コンセントに差しているだけで消費されるわずかな電力のことです。テレビやレコーダーのリモコン受信待ち、電子レンジの時計表示、Wi-Fiルーターの常時稼働など、私たちが意識しないところで多くの家電が少しずつ電力を消費し続けています。1台あたりの金額はごくわずかでも、家中の家電を合計すると、年間で見たときに意外と大きな金額になることがあります。

資源エネルギー庁の調査では、家庭の消費電力全体のうち数%程度が待機電力によるものとされています。この数字だけを見ると小さく感じられるかもしれませんが、電気代は年々変動しており、1世帯の年間電気代が数万円〜十数万円にのぼることを踏まえると、その数%が積み重なった金額は決して無視できません。

すべての家電の待機電力を削減する必要はありません。時計やチャンネル設定・録画予約などのメモリー機能を保持する必要がある家電は、主電源を切るたびに再設定の手間がかかり、かえって不便になることもあります。優先すべきは、長期間使わない家電(来客用の家電、季節家電、旅行中の充電器類など)や、使用頻度が低いのにコンセントを差しっぱなしにしているものです。

実際に効果を確認したい場合は、家庭用のワットチェッカー(電力量計)で個別の家電の待機電力を実測してみるのがおすすめです。思っていたより消費電力が大きい家電が見つかることもあり、優先的に対策すべき箇所が具体的に分かります。スイッチ付きの電源タップを使えば、コンセントを抜き差しする手間なく主電源をオフにできます。

具体的な数字で見てみましょう。待機電力5Wの家電を1台、電力量単価31円/kWhで1年間(8,760時間)差しっぱなしにした場合、消費電力量は約43.8kWh、電気代にすると年間およそ1,358円になります。一見小さな金額に思えますが、テレビ・レコーダー・Wi-Fiルーター・電子レンジなど、似たような待機電力の家電が家の中に10台あれば、単純計算で年間1万3,000円前後にのぼります。電力量単価は契約している電力会社やプランによって異なるため、実際の金額は電気料金明細に記載されている単価を使って計算し直すと、より実態に近い数字が把握できます。待機電力の大きさは家電の種類によって差があり、電源アダプターが常時通電しているタイプの機器や、リモコン受信・タイマー機能を持つ古い家電は待機電力が大きめの傾向がある一方、近年の省エネ設計の家電や電源スイッチが物理的に切れるタイプの製品は待機電力を極めて小さく抑えられているものも増えています。買い替えの際に待機電力の仕様を確認してみるのも一つの節電対策です。

実際の相場は地域や関係性の深さにより異なります。

詳しくは免責事項をご覧ください。

広告枠(プレースホルダー)

よくある質問

Q. 待機電力はどこで確認できますか?

A. 家電の取扱説明書や、本体・電源アダプターに記載された仕様欄に「待機時消費電力」として記載されていることがあります。記載がない場合、家庭用のワットチェッカー(電力量計)で実測する方法もあります。

Q. すべての家電を主電源で切れば節約になりますか?

A. 多くの場合はい。ただし、電子レンジやエアコンなど、内部の時計やメモリー機能を保持するために一定の待機電力が必要な家電もあります。頻繁に使う家電は都度の主電源オフがかえって手間になることもあるため、使用頻度とのバランスで判断するとよいでしょう。

関連ツール

広告枠(プレースホルダー)