くらしの答え

洗濯表示マーク辞典(新JIS対応)

95℃・洗濯機OK

洗濯(家庭での水洗い)

液温95℃を限度に、洗濯機で洗濯できます。非常に丈夫な素材向けの、もっとも強い処理です。

洗濯(家庭での水洗い)

漂白

乾燥

アイロン

クリーニング

この結果について

洗濯表示は「洗濯(桶マーク)」「漂白(三角マーク)」「乾燥(四角マーク)」「アイロン(アイロン形マーク)」「クリーニング(丸マーク)」の5種類の基本記号で構成されています。2016年12月からは国際規格(ISO)にもとづく新しい表示に変わり、洗濯機の水流の強さやタンブル乾燥の可否など、旧表示よりも細かい情報が読み取れるようになりました。

記号の読み方にはいくつかの共通ルールがあります。桶マークの中の数字は洗濯液の温度上限、桶マークの下に引かれた線の本数(1本・2本)は水流の弱さを表し、線が多いほどデリケートな処理が必要という意味になります。アイロンマークの中の点の数は温度の段階(1〜3個)を示し、点が多いほど高温での仕上げが可能です。四角マークの中の丸は乾燥機(タンブル乾燥)の使用可否、丸の中の点は排気温度の上限を表します。共通して言えるのは、X印がついている処理は行えないということで、無理に行うと縮み・色落ち・型崩れの原因になります。

塩素系と酸素系、漂白剤の使い分けにも化学的な理由があります。塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウムなど)は酸化力が強く、汚れだけでなく色素そのものも分解してしまうため、白物には効果的でも色柄物に使うと色落ちの原因になります。一方、酸素系漂白剤(過酸化水素・過炭酸ナトリウムなど)は塩素系より穏やかな酸化力で、色素への影響を抑えつつ黄ばみや皮脂汚れといったタンパク質系の汚れを分解できるため、色柄物にも使いやすいとされています。三角マークに斜線が2本入った「酸素系のみ使用可」の表示は、こうした色落ちのリスクを避けるための指定です。アイロンの温度表示にも似た理屈があり、綿や麻など植物由来のセルロース繊維は熱に強いため200℃までの高温表示になりやすい一方、ナイロンやアセテートのような熱可塑性の合成繊維は、高温にさらされると繊維そのものが溶けたり生地の表面がテカる「アイロン焼け」を起こしやすいため、110℃程度の低温表示になりがちです。なお、丸マークの中の「P」はパークロロエチレンという溶剤を使うドライクリーニングを表し、水をほとんど使わずに油性の汚れを溶かして落とす仕組みのため、水に浸すと縮んだり型崩れしたりしやすいウールなどの動物性繊維の衣類に向いた処理方法とされています。

複数の記号がある場合は、そのうち最も厳しい(優しい)条件に合わせて扱うのが安全です。たとえば洗濯記号は「40℃・弱い処理」でも乾燥記号が「陰干し」であれば、洗濯後は必ず陰干しを選びます。なお、このページのイラストは記号の形と意味を覚えやすくするための簡略化した図です。実際に衣類を洗う際は、必ず衣類本体についているタグの表示をご確認ください。

広告枠(プレースホルダー)

よくある質問

Q. 洗濯表示が新しくなったのはいつですか?

A. 2016年12月から、国際規格(ISO)に合わせた新しい洗濯表示(新JIS)に変わりました。記号の数が増え、以前よりも詳しい情報が表示できるようになっています。

Q. マークの意味を間違えるとどうなりますか?

A. 洗濯表示は素材や染料の特性に基づいて決められています。表示に反した方法で洗うと、縮み・色落ち・型崩れなどが起きる可能性があります。迷ったときはより優しい処理(手洗い・陰干しなど)を選ぶと安心です。

Q. タグにマークが複数ある場合、どう読めばいいですか?

A. 洗濯表示は「洗濯」「漂白」「乾燥」「アイロン」「クリーニング」の5つの記号をセットで表示するのが基本です。すべての記号を確認し、もっとも厳しい(弱い)条件に合わせて扱うのが安全です。

Q. すべてのマークは掲載されていますか?

A. このページでは、日常でよく見かける主な22種類の記号を掲載しています。すべての組み合わせを網羅したものではないため、正確な情報は必ず衣類本体のタグをご確認ください。

関連ツール

広告枠(プレースホルダー)