Wi-Fiが遅い原因をチェックしたら、ルーター買い替えも検討する
公開日: 2026年7月9日 / 更新日: 2026年8月3日
チェックリストを一通り確認しても改善しない場合、原因はルーター本体にあるかもしれません。テレワークや動画配信が当たり前になった今、古い規格のルーターでは家族全員分の通信をまかないきれないこともあります。
最新規格への買い替えで根本解決
最新のWi-Fi規格に対応したルーターに買い替えることで、複数の端末を同時に使っても速度が落ちにくくなります。家が広い場合は、複数の機器で電波をつなぐメッシュWi-Fiも選択肢の一つです。
設置場所の見直しでも改善することがある
ルーターの買い替えを検討する前に、設置場所を見直すだけで通信が改善するケースもあります。電子レンジや金属製の家具の近く、床に直置きしている場合は電波が届きにくくなることがあるため、できるだけ高い位置の、障害物が少ない場所に設置し直すのも有効な対策です。
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Wi-Fi規格の違いと速度の目安
Wi-Fiの規格は数年おきに新しいものが登場しており、現在主流になっているのは「Wi-Fi 5」「Wi-Fi 6」「Wi-Fi 6E」「Wi-Fi 7」です。Wi-Fi 5の理論上の最大通信速度がおよそ6.9Gbpsであるのに対し、Wi-Fi 6は最大9.6Gbpsまで対応し、さらに複数端末が同時に通信しても速度が落ちにくい技術が採用されています。Wi-Fi 6Eは6GHz帯という新しい周波数帯を追加で使えるようになり、混雑した2.4GHz帯・5GHz帯を避けて通信できる点が特徴です。最新のWi-Fi 7ではさらに広い帯域幅を利用でき、理論値としては40Gbps以上の速度に対応する製品も登場しています。ただし、これらはあくまで規格上の理論値であり、実際の速度は契約している回線速度や接続する端末の対応規格、電波環境によって大きく左右されます。せっかく最新規格のルーターに買い替えても、スマホやパソコン側が古い規格にしか対応していなければ、恩恵を十分に受けられない点にも注意が必要です。ルーター買い替えの際は、価格帯も規格に応じて変わり、Wi-Fi 5対応モデルであれば3,000円〜6,000円程度から購入できますが、Wi-Fi 6対応モデルは6,000円〜1万5,000円程度、Wi-Fi 6E・7に対応した最新モデルは1万5,000円〜3万円程度が中心的な価格帯です。自宅で使う端末の対応規格を確認したうえで、オーバースペックにならない範囲で選ぶことが、無駄な出費を避けるポイントになります。契約している回線自体が古い規格の速度上限を持つ場合、ルーターだけを最新にしても体感速度が大きく変わらないこともあるため、回線とルーター双方の規格を合わせて確認することが重要です。買い替えを検討する際は、まず現在契約している回線プランの最大速度を確認し、その速度を十分に引き出せる規格のルーターを選ぶという順序で考えると、無駄のない選択がしやすくなります。
プロバイダとの契約内容も確認しておく
ルーターを最新機種に買い替えても、契約している回線自体の速度に上限がある場合、体感速度は大きく変わらないこともあります。買い替えの前に、現在契約しているプロバイダのプランや回線速度も一度確認しておくとよいでしょう。
買い替える前に、まずは下の関連ツールでチェックリストを確認してみてください。
よくある質問
Q. Wi-Fiルーターの寿命はどのくらいですか?
A. 一般的に4〜5年程度が交換の目安とされています。通信規格も年々進化しているため、古い規格のルーターでは新しい機器の性能を十分に活かせないことがあります。
Q. ルーターを置く場所はどこがベストですか?
A. 床への直置きや家電の近くを避け、部屋の中央に近い高い位置に設置すると、電波が届きやすくなるとされています。
Q. メッシュWi-Fiは一戸建てじゃないと意味がありませんか?
A. 一戸建てに限らず、部屋数の多いマンションや、鉄筋コンクリート造で電波が届きにくい住居でも、メッシュWi-Fiによって家全体の電波状況を改善できる場合があります。