電池を長持ちさせる知識を身につけたら、充電器も見直す
公開日: 2026年7月9日 / 更新日: 2026年8月3日
電池を長持ちさせる知識を身につけたら、次は実際に使っている充電器を見直してみましょう。規格の合わない充電器を使い続けると、せっかくの知識も十分に活かせないことがあります。
出力が安定した充電器を選ぶ
PD(Power Delivery)規格に対応した充電器は、機器に合わせて適切な出力で充電できるため、バッテリーへの負担を抑えながら効率よく充電できるとされています。
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W数の違いで充電時間はどう変わるか
充電器はW(ワット)数によって、充電にかかる時間が大きく変わります。5W程度の旧来型の充電器では、スマートフォンをフル充電するのに2〜3時間ほどかかることがありますが、18〜20WのPD対応充電器であれば、0%から50%程度まで約30分で充電できるとされています。さらに65W前後の高出力タイプになると、スマートフォンだけでなくノートパソコンの充電にも対応できるため、1台の充電器で複数のデバイスを賄いたい方に向いています。ただし、出力が高すぎる充電器を対応していない古い機器に使っても、機器側で出力が自動的に制限されるため急速充電にはならず、無理に高出力タイプを選ぶ必要はありません。自分が使っている機器の対応ワット数を確認したうえで選ぶことが、無駄のない充電器選びのポイントです。
充電のタイミングにも気を配る
バッテリーは0%近くまで使い切ってから充電したり、100%になった後も差しっぱなしにしたりする使い方を繰り返すと、劣化が進みやすいといわれています。20〜80%程度の範囲で充電を行う「継ぎ足し充電」を意識すると、バッテリーへの負担を抑えやすくなります。また、充電しながらの操作や高温環境での充電は発熱を招きやすいため、可能であれば涼しい場所で充電することもポイントです。
モバイルバッテリー選びのチェックポイント
外出先での充電用にモバイルバッテリーを選ぶ際は、容量(mAh)だけでなく出力(W)にも注目しましょう。容量が大きくても出力が低いと充電に時間がかかってしまいます。スマホを2〜3回フル充電したい場合は10000mAh前後、タブレットやノートパソコンも充電したい場合はさらに大容量かつ高出力のタイプを選ぶと、外出先でも安心して使えます。飛行機に持ち込む場合は容量に制限があるため、事前に航空会社のルールを確認しておくことも忘れないようにしましょう。
ワイヤレス充電を使う際の注意点
ケーブルを差し込まずに充電できるワイヤレス充電は便利な反面、有線充電に比べて発熱しやすい傾向があるといわれています。熱がこもるとバッテリーの劣化を早める原因になることもあるため、分厚いスマホケースをつけたまま充電すると熱がこもりやすくなる点には注意が必要です。ケースを外す、あるいはワイヤレス充電対応の薄いケースに変えるなどの工夫をすると、発熱を抑えながら快適に充電できます。
バッテリーの寿命を示すサイン
スマホのバッテリーは消耗品であり、充放電を繰り返すうちに徐々に劣化していきます。以前よりも減りが早くなった、本体が異常に熱くなる、急に電源が落ちるといった症状が出てきたら、バッテリーの寿命が近づいているサインといわれています。無理に使い続けず、必要であればバッテリー交換や買い替えを検討することも、安全に使い続けるうえで大切なポイントです。
電池を長持ちさせる基本の知識は、下の関連ツールでまとめて確認できます。
よくある質問
Q. スマホのバッテリーを長持ちさせるにはどうすればいいですか?
A. 0%や100%付近での充放電を避け、適切な出力の充電器を使うことがバッテリーの劣化を抑えるポイントとされています。純正または規格の合った充電器の使用も推奨されています。
Q. モバイルバッテリーの容量はどのくらいを選べばいいですか?
A. スマホを2〜3回フル充電したい場合は10000mAh前後が一つの目安です。タブレットやノートパソコンも充電したい場合は、より大容量かつ高出力のタイプを選ぶと安心です。
Q. モバイルバッテリーは飛行機に持ち込めますか?
A. 多くの場合、機内への持ち込みは可能ですが、容量によって制限が設けられていることがあります。航空会社ごとにルールが異なるため、渡航前に公式サイトなどで確認しておくことをおすすめします。