危険な食べ物を避けるため、しつけ用おやつを見直す
公開日: 2026年7月9日 / 更新日: 2026年8月3日
犬猫が食べてはいけない危険な食べ物のリストを確認すると、人間の食事を安易に与えないことの大切さがよくわかります。あわせて見直したいのが、日々のしつけで使うおやつ選びです。
安全なおやつが拾い食い防止にもつながる
安全性が確認されたしつけ用おやつを常に携帯しておくことで、お散歩中の拾い食い防止トレーニングにも活用できます。危険な食べ物を誤って口にしそうになったときに、安全なおやつで意識をそらす「代替行動」を教える方法も、しつけの現場では知られています。
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おやつの量はしつけの効果にも関わる
しつけ用のおやつは、ご褒美としての効果を高めるために、一口サイズに小さくちぎって与えるのが基本とされています。一回に大きな量を与えてしまうと満腹になりやすく、繰り返しのトレーニングがしづらくなるだけでなく、日々の総カロリーが増えて体重管理にも影響しかねません。主食とのバランスを考え、おやつの量をフードパッケージの目安やかかりつけの獣医師のアドバイスに沿って調整することが大切です。
「無理に吐かせる」自己判断の対処は避ける
誤食に気づいたとき、昔ながらの対処法として、食塩水を飲ませて吐かせようとする方法が言い伝えられることがありますが、これは推奨されていない自己流の対処のひとつとされています。人間用の食塩を大量に摂取させることで、かえって塩分の摂りすぎによる体調悪化を招くおそれがあるといわれており、自己判断で試みるべきではないとされています。同じように、口の中に指を入れて無理に吐かせようとする行為も、誤嚥やケガのリスクがあるため避けたほうがよいと考えられています。また、誤食したものの種類によっては、無理に吐かせること自体がかえって体に負担をかける場合もあるとされ、素人判断で対応方法を決めるのは危険です。何をどのくらい食べたか、わかる範囲でメモしたうえで、自己流の応急処置を試みるより先に、かかりつけの動物病院や夜間救急の動物病院にすぐ連絡し、獣医師の指示を仰ぐようにしましょう。電話の際は、食べたと思われるものの名前・おおよその量・食べてから経過した時間を伝えられるようにしておくと、獣医師が状況を判断しやすくなります。焦って動物病院に向かう前に、まずは落ち着いて連絡を入れ、自宅で様子を見てよいのか、すぐ受診すべきなのかを指示してもらうことが大切です。
誤って口にしてしまったときの心構え
どれだけ気をつけていても、目を離した隙に危険な食べ物を口にしてしまう可能性はゼロではありません。万が一誤食してしまった場合は、自己判断で様子を見るのではなく、何をどのくらい食べたかを整理したうえで、できるだけ早く動物病院やペット専用の相談窓口に連絡することが推奨されています。日頃から、かかりつけの動物病院の診療時間や、夜間対応可能な救急病院の連絡先を控えておくと、いざというときに落ち着いて行動しやすくなります。
「置かない・出しっぱなしにしない」環境づくり
しつけと同じくらい大切なのが、そもそも危険な食べ物にペットが触れられない環境を整えておくことです。テーブルの上に食べ物を置いたままにしない、ゴミ箱にはふた付きのものを使う、来客時はうっかり食べ物を落とされないよう声をかけておくなど、日常の小さな工夫の積み重ねが誤食の予防につながるとされています。家族全員が同じ意識を持って環境を整えることも、しつけの効果を高めるポイントのひとつです。
犬猫に食べさせてはいけない食べ物の一覧は、下の関連ツールでご確認いただけます。
よくある質問
Q. しつけ用おやつはどんな基準で選べばいいですか?
A. 小さくちぎりやすいサイズで、香りが強く食いつきの良いものが、トレーニングでは使いやすいとされています。添加物が気になる場合は無添加タイプもおすすめです。
Q. しつけ用おやつをたくさん与えても大丈夫ですか?
A. 一口サイズに小さくちぎって与えるのが基本とされています。与えすぎは満腹によるトレーニング効率の低下や、総カロリー過多につながる可能性もあるため、獣医師のアドバイスなども参考に量を調整することが大切です。
Q. 危険な食べ物を誤って口にしてしまったらどうすればいいですか?
A. 自己判断で様子を見るのではなく、何をどのくらい食べたかを整理したうえで、できるだけ早く動物病院やペット専用の相談窓口に連絡することが推奨されています。